ARROWS X F-10Dのファーストレビュー(写真と動画あり)


7月上旬に発売が予定されているARROWS X F-10Dをドコモのスマートフォンラウンジにて触ってきたので、感想をご紹介します。

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1. 外観

1.1 正面

四隅が削り落とされているようなデザインになっており、無骨な感じがしました。ホームボタンなどは物理キーとして配備されているので、ボタン部分を見ていない状態でも操作しやすいと思います。静電式のタッチボタンを採用しているメーカーが多くなってきてしまったので、物理キーはARROWSの特徴といってもいいかもしれませんね。

1.2 背面

背面です。カメラのレンズ部分が大きいため、ボディカラーがホワイトだとかなり目立ちますね。カメラの下にあるのは指紋センサーです。

1.3 左側面

左側面には電源ボタンと音量ボタンがあります。最近の端末の中ではかなり厚い部類に入ると思います。これにケースをつけたら更に厚くなってしまいますね・・・

1.4 右側面

右側面には何もありません。厚い・・・

1.5 上部

上部にはmicroUSBとイヤホンの端子と、防水用のキャップがあります。

1.6 下部

下部には何もありません。

2. 動作

2.1 ブラウザ

ブラウザでITmediaを表示させ、スクロールや拡大縮小をしてみました。スクロールはAndroid 4.0端末としては標準的な動作速度だと思います。「クアッドコアCPUのおかげで他の端末よりもスムーズでサクサク!」という感じはしませんでした。拡大縮小は若干カクつく場面もあり、今まで触ったAndroid 4.0端末の中では平均以下のような気がします。
ダブルタップした際に全く異なる場所が拡大されることもあったので、タッチパネルの精度にも不安を感じました(タッチパネルの精度以外の問題かもしれませんが)。試作機なので製品版では改善されていることを期待します。

2.2 ホーム

ホーム画面の動作です。ホームアプリは富士通純正の物を選択しています(Palette UIではないほう)。若干カクつく場面もありますが、基本的にはサクサクしていると思います。ブラウザと同様、タッチパネルの精度には多少不安を覚えましたが、今後の改善に期待します。

3. まとめ

クアッドコアCPUを採用し、スペックシート上はこの夏で一番ハイスペックな端末です。しかし、操作した時のサクサク感やヌルヌル感は一番とは言えないと私は思いました。デュアルコアGalaxy S III、Xperia GXAQUOS PHONE ZETAのほうがサクサクヌルヌルです。
また、ARROWSの代名詞?となりつつある「発熱」はこの機種でも健在でした。プリインストールされているゲームで遊んでいたら温度がどんどん上昇していき、なんと55℃以上になってしまいました。体感的にもかなり熱かったです、これはやばいと思います。

高性能なCPUを搭載しているにもかかわらず基本動作は標準的で、高負荷な処理をすると発熱して機能制限・・・何のための高性能CPUなのでしょうか?使いこなせていないと思います。試作機なので製品版では改善される可能性もありますが・・・

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