Advanced/W-ZERO3[es]から HTC Desire (X06HT) へ移行

Advanced/W-ZERO3[es](以下、アドエス)から HTC Desire(X06HT)(以下、Desire) へ移行してから数日間経過したので、現時点での感想をアドエスとDesireの比較も交えながら簡単にまとめます。

WM & Android

Desireのいいところ

軽快な動作

DesireはSnapdragon 1GHzを載せているので動作はとても軽快で、使っていてとても心地がいいです。それに加えAndroid 2.1なので、同じSnapdoragonを載せているXperiaよりもサクサク動作しているように思えます。アドエスでは比較対象にすらならないぐらいサクサクです。

快適なブラウジング

ウィルコムの回線速度よりも圧倒的に速くなったのもあり、ブラウジングがとても快適です。アドエスよりも画面が広いですし、拡大/縮小もマルチタッチのおかげで簡単にできる点もGOOD。

タッチ操作前提のUI

アドエス(WindowsMobile)はタッチオンリーで操作することを前提に設計されていません。そのため、ブラウジング中もリンクが小さすぎてタッチ操作では選択することが困難なこともしばしばありました。Desire(Android)はタッチオンリーで操作することを前提に設計されているので、そのような問題は解決されて、とても快適です。

アプリ開発が盛ん

新しいアプリがどんどん出続ける環境は素晴らしいです。WindowsMobileのアプリは完成度の高いものもたくさんありましたけど、時代の最先端か?と問われると閉口してしまいます

かっこいい

筐体のデザイン、有機ELウィジェット・・・どれを取ってもかっこいいと思います。筐体のデザインは「ダサイ」といわれることが多いですが^^;

アプリ間の連携がいい

「カメラ」で撮った画像をその場で「Twitterクライアント」に渡しTwitpicへ送信したり、メールアドレスを選択したらメーラーの候補が出てきたりと、アプリを跨いでの連携がしっかりしているように思えます

Desireのよくないところ

アドレス帳のローカライズがひどい

Androidですのでアドレス帳はGmailのそれ(連絡先)と連動しているのですが、これが日本の一般的な仕様とあっていません。名前は性/名が同一のフィールドになっていますし、ふりがなの項目もデフォルトでは存在しない。更に、標準のアドレス帳ではふりがなでのソート(検索)ができません。こういう部分はある程度割り切れたり、自分でいろいろ調べて解決策を探せる人なら大丈夫だとは思いますが、PCやスマートフォンについての知識があまりなく、ガラケーから移行してくる人は注意が必要でしょう。

メーラーもひどい

コピペができなかったり、送信者の登録名が表示されなかったり・・・アドエスはシャープが開発した独自のメーラーでしたが、それの素晴らしさを改めて理解しました。

Twitterクライアントがいまいち

アドエスではちーたんというクライアントを使用していました。リストには対応していませんでしたが、高機能でとても満足していました。AndroidTwitterクライアントはどれも「もう一歩!」というものが多い気がします。

ソフトバンクメールが使えない

メールアドレスはGmailで運用するようにしたので、アドレス変更の連絡を知人に送りました。するとGmailからのメールを拒否している人が意外と多くて驚きました。これで悩む人も意外といるのではないでしょうか

まとめ

とても満足しています。確かにメールやアドレス帳周りはアドエスと比較するとかなり劣化していますが、その劣化部分を扱う頻度はそう高くはありません。動作も軽快で、アプリ開発も盛んなので使っていてとても楽しい端末です。長年使い続けたアドエスと離れるのは寂しいですが、これから当分の間はDesireと過ごしたいと思います。

何か聞きたいことがありましたら @pon0927 まで連絡を下さい