富士通がARROWSの品質についてコメント「ソフトに起因する不具合があったことは事実」


「夏モデルは大丈夫!」って本当に?
数多くの不具合伝説で有名なハイスペックスマートフォン ARROWSの発表会が先日開催されました。その中で富士通のモバイルフォン事業部長 高田氏がARROWSの品質について言及する場面がありました。

 一方で、質疑応答や幹部の囲み取材では、過去に発売してきたスマートフォンの品質面について疑問の声も挙がった。これに対して高田氏は「Web上でご指摘いただいているのに加え、全国にいる営業部隊から、日々お客様の声は頂戴している」として、「ソフトに起因する不具合があったことは事実」と認める。

Webでは発熱やフリーズなど数多くの不具合が報告されていますが、Webだけでなくドコモショップや量販店の販売員などにも同様の報告が言っているようですね。以前ドコモショップに行った時に、ARROWSを手にした来客者が店員に対して「この機種、熱くなると充電できなくなっちゃうのよ!なんでなの!?」と苦情を言っている姿も見たことがあります。

原因は、Androidというプラットフォームや他社製のチップセット開発部隊が慣れていなかったことに加え、アプリケーションをインストールした際の検証が手薄になっていたためだ。大谷氏は「発売前にドコモさんと評価をして大丈夫と判断しても、実際には使い始めたらすぐにたくさんのアプリをインストールする。その中にはメモリを大量に消費するものや、ネットワークをガチャガチャと触るものがあり、検証が弱かった」(大谷氏)と述べ、今後の改善を約束。反省を踏まえ、夏モデルではドコモも交えた検証のプロセスを大幅に増やしているという。

開発に慣れていなかったのに、検証も弱かったという二重苦!それに加えて「ユーザがアプリをたくさんインストールするなんて想定外!」とも捉えられる発言もあり、もうわけがわかりません。

夏モデルでは今までの反省を活かして、検証を強化したとのこと。55℃を超えていたARROWSはもちろん検証プロセスを増やす前、もしくはその検証プロセスを通過する前ですよね?もちろんそうですよね!強化した検証プロセスを通過したのに55℃を超えるわけがない!

ARROWSの今後に期待しましょう!

SOURCE:品質向上に期待の富士通スマホ/通信の負荷軽減も目指す「LINE」/音楽との出会いを増やす「Music Unlimited」 (1/2) - ITmedia Mobile

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